徳島県議会 2022-09-15 09月21日-02号
まず、新型コロナへの対応については、知事を筆頭として、全国知事会などの国への政策提言により、地方創生臨時交付金と緊急包括支援交付金の創設と継続的な確保により、令和四年度のコロナ対策予算累計四百三十五億円に対し、県負担は四十億円にとどまっており、自然災害への対応は、象徴的なものとして、私の地元である那賀町では、長安口ダム改造事業の国直轄化を大胆に提言し、それが認められ、令和十年度までで総事業費八百八十億円
まず、新型コロナへの対応については、知事を筆頭として、全国知事会などの国への政策提言により、地方創生臨時交付金と緊急包括支援交付金の創設と継続的な確保により、令和四年度のコロナ対策予算累計四百三十五億円に対し、県負担は四十億円にとどまっており、自然災害への対応は、象徴的なものとして、私の地元である那賀町では、長安口ダム改造事業の国直轄化を大胆に提言し、それが認められ、令和十年度までで総事業費八百八十億円
また、那賀川につきましては、県が建設した長安口ダムの治水利水両面の機能改善に向け、禁じ手とされた国直轄化を大胆に提言し、これが認められ、令和元年、ダム本体の機能向上が完成し、さらに、四国電力が管理する小見野々ダムの再生を含む国の新たな流域プロジェクトが導入され、令和十年度まで総額八百八十五億円の事業となったところであります。
あわせて、県が建設した長安口ダム、治水利水両面での機能改善のためには莫大な予算が必要とされ、そこで、禁じ手とも言われる国直轄化を大胆に要望し、これが認められ、令和元年度にはダム本来の機能改善が完成し、次に、追立ダムをポケットとし、堆砂をベルトコンベヤー方式で長安口ダム下流にまで運ぶ長期堆砂対策、さらには、四国電力が管理する小見野々ダムを那賀川の流域治水対策に組み込み、令和十年度まで一連で八百八十五億円
春になれば、流域に広がる水田での耕作が始まるため、工業はもとより農業のために、長安口ダムへためられている用水が放流され、水量豊かな河川の姿がつくり出されます。夏から秋にかけては、一度大型の台風が来襲すれば一気に増水し、川からあふれ出た濁水によって集落が覆い尽くされ、つらく苦しい思いを何度も経験してまいりました。
このほか、 電気事業施設の保安業務のスマート化について 長安口ダム資料館のリニューアルについて 自然エネルギー事業における地域との関わりについて等々の議論がなされた次第であります。 次に、危機管理環境部関係について申し上げます。 まず、感染症に強いニューノーマル徳島の実現についてであります。
流域治水とは、氾濫域や集水域など流域全体で河川水位の低減をはじめ、あらゆる対策を実施し洪水被害の軽減を図るものであり、例えば当時、洪水、渇水を繰り返していた那賀川の長安口ダムでは、県管理であった当時から、議員お話しの流域治水の一翼を担う大規模な洪水の前に利水容量を含めた放流により最大限の空き容量を確保する、いわゆる事前放流を徳島県独自のダム運用として導入し、国直轄化後もこれが引き継がれてまいりました
また、上流の長安口ダムなどでは、今年の出水期から、大規模な洪水発生が予測される場合にダムの空き容量を最大限に確保する事前放流への準備が整い、この台風十号で実施されたと伺っており、今後は、流れてくる洪水が減少することに期待しております。
これまで本県では、長安口ダムや正木ダムなど国、県の管理ダムにおいて、それぞれ独自に洪水前からの放流に取り組んでまいりましたが、このたび、発電用の利水ダムを運用対象に加えることにより、流域全体で洪水を待ち受ける容量を増強する新しい治水対策が、この出水期からスタートしたところであります。
今、改めて現地に目を向ければ、長安口ダムには二門の放流ゲートが新設され、貯水池末端の平谷地区では浸水防止のために宅地かさ上げ工事が進んでいます。加えて、上流の木頭出原地区では洪水を安全に流すために河床掘削や護岸の整備がなされ、さらには無堤箇所のため甚大な水害をこうむった和食・土佐地区では強固な堤防が築かれつつあります。
次に、那賀川の河川整備につきまして、平成十九年度に国直轄管理となった長安口ダムにおきましては、本年三月末、国内最大級の放流ゲートの設置が完了し、洪水調節能力を増強した新生長安口ダムの新しい運用が開始されました。
また、国が進めている長安口ダムでは、ゲート増設工事が最終段階を迎え、ことしの出水期には新たなダム運用が開始されると見込まれており、あわせてダム貯水池内の堆積土砂を防ぐ長期的堆砂対策についても現地調査が始まり、工事への準備が着々と進んでおります。
さらには、洪水と渇水を繰り返してきた那賀川につきましても、本県からの政策提言により県営で整備した長安口ダムの国直轄化が実現し、国が事業主体となるダム再生事業がスタートし、平成三十一年春には、洪水調整能力を格段に高める新たなる放流ゲートの運用が開始されるとともに、将来にわたる貯水池機能の安全、安定維持に資する長期堆砂対策もスタートし、全国のモデルとなる治水・利水機能が飛躍的に向上することとなります。
今後とも、本県のあるべき姿をしっかり見据え、創意工夫を凝らした政策提言により、引き続き公共事業予算の確保に努め、来る次期定例会での補正予算案や来年度の骨格予算案に反映するとともに、高速道路ネットワークの早期整備、徳島自動車道の四車線化、地域活性化インターチェンジやアクセス道路の整備、また早明浦ダム再生事業や吉野川上流無堤地区解消の推進、長安口ダム改造事業や長期的堆砂対策の推進など、本県の県土強靱化や
長安口ダムを含め、流域全体で治水対策、災害に強いまちづくりが地方創生の基盤であり、持続可能な地域発展につながるものと考えます。 川は上流があっての下流、下流があっての上流であり、流域全体で治水や利水、貯水能力、流下能力の向上を考えなければなりません。那賀川は、大雨が降れば濁流が下る川へと一変いたします。
次に、長安口ダムの洪水時におけるダム運用方法の検討についてをお伺いいたします。 国土交通省が那賀川の長安口ダムで進めている改造事業については、流域市町や利水関係者から、治水、利水両面において早期の効果発現が期待されているところでありますが、またこれと並行して、ダム下流域においては、阿南市加茂町や那賀町和食・土佐の無堤防地区において堤防整備が計画的に進められているところであります。
また、那賀川上流域は、川口ダムはもとより、国直轄の長安口ダムや、公営企業として日本最大の水力発電所となる日野谷発電所などの施設が集積しておりますことから、治水、利水の学習の場としてもまた最適な環境であると考えております。
また、計画の約三倍に達する土砂が堆積し、将来にわたる貯水池機能の安定維持が極めて重要な課題となっております長安口ダムにつきまして、大規模な土砂流入にも対応可能なベルトコンベヤー運搬を核とする恒久的堆砂対策の早期着手について、国に対し強力に政策提言を行ってまいりました。
安全・安心に直結する治水を最優先に掲げた総合的な水管理の道しるべであり、平成二十九年度を新たな水戦略の幕あけとなる条例元年と位置づけ、まずは早明浦ダムのあり方が議論されている今、条例制定の意義を国の事業の進め方にもしっかりと取り入れていただくとの強い覚悟で、先人の皆様方から受け継いでまいりました水を守りつつ、長年の悲願である吉野川や那賀川の無堤地区の早期解消や堆積土砂の活用、流通を含めました対策、長安口ダム
最初は、長安口ダムの周辺にあるもろもろの施設の有効活用についてであります。 長安口ダム改良事業は平成三十一年度に完了しますが、工事に必要な資材の組み立て、運搬のために設置された仮設構台は、工事完了とともに撤去されることとなっております。
前回、知事からは、那賀川の治水対策を、長安口ダムの改造、堤防整備、堆砂対策の三位一体で加速させるとの答弁がありました。ダム改造や堤防整備の効果を最大限に発揮させるためにも、ダムの洪水調節機能の確保に資する堆砂対策を初め、河川の流下能力確保のための適正な土砂管理は非常に重要だと考えます。